雄勝硯の原石となっている雄勝石は、地質学的には北上山系登米層古生代上部二畳紀(2・3億年前)に属する黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れその特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っている。その雄勝石から作られる雄勝硯は応永の昔より名硯として賞美され、以来600年の歴史と伝統を誇り昭和60年5月に通商産業大臣より国の伝統的工芸品の指定を受けた。