金華山
出典: 石巻Wiki
目次 |
[編集] 黄金山神社
金華山は、島全体が黄金山神社の神域となっており、地場の信仰の対象として有名である。恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」に数えられている。「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えがあり、参拝客を集めている。また、神の使いとして保護されている多数の鹿が生息している。毎年10月第一、第二日曜には鹿の角切りの神事が行われる。
[編集] 環境
島全域が山であり、最高点は445m。平地はほとんどない。神社付近を除く大部分が国有地である。古くから信仰の島であり、1979年には南三陸金華山国定公園として指定がなされたため、手つかずの自然が多く残されている。
植生は、ブナ・モミ・マツなどが多い。1980年代ごろからマツクイムシの被害が目立ち始め、島の南部では壊滅的な状態となっている。抜本的な対策が求められているが、シカやサルの保護のため薬剤散布が難しいというジレンマを抱えている。また、増えすぎたシカの食害によって若い木が育たず、世代交代が出来ず巨木は多いが、その巨木でさえ枯れたり倒木しているものも見受けられる一方、草原化しつつあり、森林崩壊の危機が指摘されており、森林を回復させる目的で、後継樹育成のための防鹿柵(ぼうろくさく)設置や、マツクイムシに対する抵抗性を持ったマツの植樹が行われている。
[編集] 登山コース
古来から信仰登山のお山掛けが行われた。黄金山神社の右手から沢コースを大木の間を45分程度で山頂の大海紙神社まで登る。ここから東岸の千畳敷まで40分程度、途中天柱石という10mほどの直立した花崗岩の巨石があり、金華山弁財天の降誕した所とされ、磐の上に投げ銭を乗せれば願い事がかなうという謂れがある。千畳敷から北側、南側に道が分かれている。 南側には金華山灯台を経て島を半周するルートがある。 北東部は道が整備されていない、もしくは風化により道が断絶しており、非常に危険である。 島といって甘く見ていると痛い目に遭う。船会社の話によると度々遭難者が出るという。
[編集] 動植物
シカは、至るところで見受けられる。境内のシカは近寄ってくるが、山中では森の中からこちらを覗う程度。境内にはシカせんべいも売っているが、それを狙ってシカに襲われることもあるので注意が必要。シカに比べサルは人の気配がある日中はあまり姿を現すことはないためサルの群れに出会うことは少ないが、山頂から尾根伝いに南下し「二の御殿」あたりで遭遇の確率が高い。
植物は、若木が極端に少なく草花も棘植物が散見される程度でシカの食しないものばかりで、草地は常に刈り込まれた芝生のようである。
島を渡る船では、沢山のカモメが送り迎えしてくれ、驚くことに、まれに鹿が海を泳いで島と半島を行き来する姿を見ることが出来ます。 その時は、船のエンジンを切り鹿が安心して通過するのを見守るそうです。(エンジン音をさせて近づくと鹿は溺れてしまう)
[編集] アクセス
同じ石巻市の鮎川港から観光船で渡航する。以下の二社が運航する定期船のほか、不定期観光クルーザー・海上タクシー等での渡航も可能である。
鮎川港までは石巻駅前から渡波駅前経由でミヤコーバスの路線バスが乗り入れている。
[編集] 追補
- 金華山桟橋では、国内で唯一汽船乗り場での、宝籤の窓口販売がある。
- 三陸海岸南部沖の漁場を表す場合に「金華山沖○○km」と表現される。
[編集] 関連項目
- 金華山灯台
- ジンベエザメ
- 金華山沖に出現するという伝承が残る海の怪「ジンベイサマ」は、その正体がジンベエザメではないかと言われている。
[編集] 外部リンク
【石巻のお勧め店舗情報】
